ウクライナから、隣接国へ避難してきた難民は200万人を超えた。イスラエルは、イスラエルの国籍はまだないが、ユダヤ人であり、イスラエルへの移住の可能性がある、ウクライナ難民の救出を急いでいる。こうした中、イスラエルへの移住の可能性がない非ユダヤ人もこれまでにすでに3400人が、入国していることはお伝えした通り。
これまでは、非ユダヤ人の場合、入国時に1万シェケルの支払いを義務付けるなどして、イスラエルに来ないようにとの政策がとられていた。ベネット首相は、イスラエルは、世界で唯一、ユダヤ人が安心して住めるユダヤ人の国でなければならないとベネット首相は言っていた。
しかし、人道的な問題もあり、結局、イスラエルは、この1万シェケルの支払いを停止し、非ユダヤ人のウクライナ難民を2万5000人まで受け入れると発表した。
すでに入国した3400人を差し引いて、あと2万1600人ということである。(後の情報で、2万人はすでにイスラエル国内にいる人をさしていたことがわかった。あと5000人ということ)
シャキード内務相によると、イスラエルに入国した非ユダヤ・ウクライナ難民は、3ヶ月の滞在を許され、もしウクライナ情勢が改善しない場合は、その後、労働許可も与えるとのこと。
イスラエルは、ウクライナ難民のこどもたち2000人のための教育も準備し始めている。