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20回目のエルサレムのゲイ・パレード:尊敬されたラビ葬儀と同日
エルサレムでは、先週2日(木)、市内で約2キロを歩くゲイ・プライド・パレードが行われ、約7500人が参加した。過去には2万人以上が参加したこともあるので、右派によるテロやコロナへの懸念もあり、まだ少ない方であったといえる。
הערכות במשטרה: כ-7500 בני אדם משתתפים במצעד הגאווה בירושלים. pic.twitter.com/cjJI2TKieT
— סולימאן מסוודה سليمان مسودة (@SuleimanMas1) June 2, 2022
www.timesofisrael.com/thousands-march-in-largest-ever-jerusalem-pride-parade-under-heavy-security/
しかし、エルサレムは宗教的な町なので、テルアビブと違って、これに真剣に反対するユダヤ教勢力も少なくない。2015年のパレードでは、正統派ユダヤ教徒によるテロで、パレードに参加していたシーラ・バンキさん(16)が死亡した。
また今年は、パレードの責任者に死の脅迫を送りつけて逮捕された者がいた。さらには、同日同じ頃、超正統派ラビの葬儀も市内で行われることになっており、右派が反発する可能性もあった。
警察は、エルサレム市内に警察官2400人を出して警備にあたった。今年も極右グループ、レハビアのブースは、マーチからかなり離れたところに設置させられていた。
警察は、特に注視していた180人と、その中でも20人は特に要注意としていたが、最終的には10人が逮捕したとのこと。パレードは無事、平和に終わったのであった。
明日10日はテルアビブのゲイ・プライド・パレード
テルアビブは中東のゲイ・キャピタルと言われるほどの都市である。6月3日からすでに、市内ではさまざまなイベントが行われる中、明日10日(金)午後12時から、ゲイ・プライド・パレードが行われる。
今年は、基本的にコロナ関係の制限がもうほとんどないことから、この週に特化し、ペトラなど、ヨルダン観光まで含めたツアーパッケージも提供されている。
参加するのは、ゲイの人々のみならず、一般世俗派で、同性愛に賛同する人々も大勢がやってくる。おそらく、ビーチやバーなどあらゆる場所が、満員状態になるとみられる。
www.touristisrael.com/tel-aviv-gay-pride-events/26059/
期待を語るテルアビービーたち
テロやコロナ感染も懸念されるが、ここまでユダヤ人たちが大っぴらに人間を謳歌し、彼らの神に従わないことを表現する日はないかもしれないので、取りなし手は明日、テルアビブを覚えていただければと思う。