オバマ大統領:エボラ熱対策でアメリカ軍3000人を派遣 2014.9.17

www.bbc.com/news/world-us-canada-29231400

オバマ大統領は17日、西アフリカで発生しているエボラ熱の蔓延が、地球規模の脅威になりはじめたとして、アメリカ軍3000人をセネガルなどを拠点に派遣。医療施設を設立し、エボラ熱の封じ込めをはかる。

具体的には①17医療施設の建設(100床) ②医療従事者500人の育成 ③蔓延地域へ必要物資供給システム構築 ④家庭に配布する要望グッズ5万セットが今週リベリアで配布

エボラ熱には、まだ治療法も予防法も見つかっていない。しかし、適切な施設と対処がなされた場合、蔓延を防ぐことは可能。しかし、今回エボラ熱が発生した地域は、世界で最も貧しく、紛争が頻発している地域。

患者は加速的に増加し、先月からすると10倍の勢いで蔓延が始まっている。WHOによるとすでに2461人が死亡(最大はリベリア。続いてギニア、シエラレオネ、ナイジェリア)。患者たちが医療施設に入りきらず、外で倒れている状態となっている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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