この土曜日は、シムハット・トーラー後、最初の安息日だった。ユダヤ教では、シムハット・トーラーを起点に、聖書(モーセ五書と預言書)を1年かけて通読することになっている。
すべてのシナゴーグで毎週、同じ箇所が朗読され、1年で聖書の朗読が終わるようになっている。これをパラシャット・シャブア(今週の聖句)と言う。第一週目にあたる今日のパラシャット・シャブアには、創世記1章1節が含まれていた。
「初めに神が天と地を創造した。」 ー 状況はどんなに悪くなっても結局のところ、神がすべてを創造し、すべてを掌握しておられる。今日、主がユダヤ人に向って語られたのはこのみことばであった。なんとも感動した。