エルサレムの講壇から:「初めに神が天と地を創造した」(創世記1章1節)2015.10.11

この土曜日は、シムハット・トーラー後、最初の安息日だった。ユダヤ教では、シムハット・トーラーを起点に、聖書(モーセ五書と預言書)を1年かけて通読することになっている。

すべてのシナゴーグで毎週、同じ箇所が朗読され、1年で聖書の朗読が終わるようになっている。これをパラシャット・シャブア(今週の聖句)と言う。第一週目にあたる今日のパラシャット・シャブアには、創世記1章1節が含まれていた。

「初めに神が天と地を創造した。」 ー 状況はどんなに悪くなっても結局のところ、神がすべてを創造し、すべてを掌握しておられる。今日、主がユダヤ人に向って語られたのはこのみことばであった。なんとも感動した。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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