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昨日ラマダンの様子をお知らせしたエルサレム旧市街のダマスカス門で、ラマダンが始まってから2ケース目となるテロが発生した。
21日午前10時頃、ダマスカス門入り口上部付近で任務についていたイスラエルの国境警備隊員が、パレスチナ人に、刃渡り10センチほどのナイフで、背後から首や胸を刺されるというテロが発生した。
刺された警備員は、テロリストに向かって発砲した後、意識を失った。救急隊がすぐに病院へ搬送したが、まだ命の補償がない重傷となっている。
撃たれたテロリストは、ヘブロンから違法にイスラエルに入り込んだパレスチナ人(18)で、こちらも病院で重傷となっている。前科のない若者で、警察は組織犯罪ではなく、単独犯とみている。
ダマスカス門周辺は、今日もラマダンで大勢のパレスチナ人でにぎわっていた。事件後、警察がすみやかに、周辺を一時閉鎖し、続いて同様の事件が発生しないよう対処している。
エルサレムのバルカット市長は、国境警備隊員が、意識を失う前にテロリストを負傷させ、さらなる犯行を防いだとして評価するとともに、住民に対しては、恐れないで続けてエルサレムを訪問するようにと訴えた。