www.jpost.com/Business-and-Innovation/Kahlon-unveils-first-stage-of-housing-plan-405764
第34ネタニヤフ政権希望の星・カフロン財務相が、住宅価格高騰の改善に向けて動き始めた。まずは、手っ取り早く家の数を増やすということで、オフィスビルなどで空き家になっているところを住宅にする。
また国が管理している土地をもっと解放し、住宅を建てやすくする。一人で家を2件以上保有している人の税金を2-3%上げるなどである。
住宅価格については、前政権のとき、ヤイル・ラピード氏が、家を購入する若い夫婦(子供あり)には付加価値税を免除するなどの方策を提案したが、結局実現する前に解任させられ、住宅問題に改善は得られなかった。
現在、イスラエルで家を購入する場合、平均月収で141ヶ月分の資金が必要となっている。2008年には、これが103ヶ月分だった。
ところで、前政権は、今年度の予算案が通過する前に解散になった予算案がないまま今に至っている。イスラエルでは新年度が始まるのは10月の新年祭からで、あと数ヶ月しかない。そのため、カフロン氏は、今年分と来年分という2年間の予算の提出を試みている。
モシェ・カフロン氏、なかなか忙しそうである。