ネパール地震後、連絡がとれなくなっていたオール・アスラフさん(22)が、遺体となって発見された。
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オールさんが最後に見られた地域は、激しく被災し、全滅状態だった。イスラエルからの捜索隊は、ヘリコプターでまだ土砂崩れの危険が高い地域に命がけで入って捜索を行っていた。
いくつかの遺体が発見されたが、その中にオールさんがいなかったため、土砂の下にいる可能性があるとして、特殊な機材で捜索したところ、オールさんの遺体が発見されたという。
オールさんと共にとレッキンングに行っていた友人によると、オールさんは、地震が発生した時に崖から落ちたものとみられる。落ちた時の負傷を考えると、その後数時間以内には死亡していたとみられる。
ネパールでは、各国捜索隊があきらめムードになっている中、イスラエルのチームはあきらめなかった。イスラエル軍とともに、複数の団体のエキスパートのチームが、捜索にあたっていた。
ネパールには、オールさんの父親と、イスラエル軍の上官、友人たち10人も捜索に加わっていた。遺体の確認は軍の上官が行った。
オールさんの父親は、イスラエル軍や、捜索隊員たちが、自分の命の危険も顧みず、また大きな出費をさいて捜索を続けてくれた事、イスラエル政府のすべての手配に感謝を述べた。
これに対し、ネタニヤフ首相はオールさんの両親にお悔やみを直接述べている。大統領もコメントを出した。
オールさんは、昨年のガザでの戦闘で中等度の負傷を追ったが回復し、ヒマラヤでのハイキングに来ていた。