エチオピア系テルアビブで暴力的デモ 2015.5.4

www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4653313,00.html

先週木曜にエルサレムで、エチオピア系ユダヤ人約1000人が、人種差別に講義するとしてデモを行ったが、今日、日曜夜、テルアビブで2000人が、同様のデモを行った。

今回のきっかけは、エチオピア系の兵士が警察官と口論になり、暴力を振るわれているビデオが公開されたこととなっている。警察は有色人種に対して、厳しい対処をとっていると主張している。

群衆は、ラビンスクエアや、アズリエリ・センターからテルアビブを走る主要道路アヤロン・ハイウエイなど主要道路を、約3時間にわたって閉鎖。「暴力を振るった警官は刑務所に入れるべきだ。」などと警察に石やびんを投げるなどした。

警察は水砲や、こしょうスプレーなどを使うなどで沈静化をはかったが、衝突が続き、警察官23人を含む少なくとも30人が負傷した。

ネタニヤフ首相は、デモ隊に落ち着くよう呼びかけるとともに、明日月曜、エチオピア系コミュニティの代表と、上記エチオピア系兵士に直接会って、話を聞くと発表した。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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