イスラエル人のゲイ・カップルが、タイ人の代理母を雇って、子どもを得るケースが増えている。すでに20人が生まれており、40人はこれから生まれてくる予定。
これらの子どもたちは、タイの法律ではタイ人である。しかし、もし父方の国が市民として受け入れた場合は、タイを離れることができる。
しかし、これまでイスラエル政府が、タイ人代理母からの赤ちゃんを、イスラエル市民と認めず、パスポートを発行しようとしなかった。そのため、赤ちゃんとその”両親”がイスラエルへ帰れなくなり、タイに足止めとなっていた。
イスラエル国内では大きな論議となり、ギドン・サル内務相の自宅前で、150人ほどが赤ちゃんを受け入れるようデモを行った。
結果、イスラエル政府は、4人の赤ちゃんにパスポートを発行。金曜日、ベングリオン空港に到着。”祖父母”に迎えられた。