ゲイ・カップルにタイ人代理母による赤ちゃん65人 2014.2.1

イスラエル人のゲイ・カップルが、タイ人の代理母を雇って、子どもを得るケースが増えている。すでに20人が生まれており、40人はこれから生まれてくる予定。

これらの子どもたちは、タイの法律ではタイ人である。しかし、もし父方の国が市民として受け入れた場合は、タイを離れることができる。

しかし、これまでイスラエル政府が、タイ人代理母からの赤ちゃんを、イスラエル市民と認めず、パスポートを発行しようとしなかった。そのため、赤ちゃんとその”両親”がイスラエルへ帰れなくなり、タイに足止めとなっていた。

イスラエル国内では大きな論議となり、ギドン・サル内務相の自宅前で、150人ほどが赤ちゃんを受け入れるようデモを行った。

結果、イスラエル政府は、4人の赤ちゃんにパスポートを発行。金曜日、ベングリオン空港に到着。”祖父母”に迎えられた。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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