イスラエル銀行総裁まだ決まらず 2013.8.4

イスラエル銀行総裁とは日本でいえば日本銀行総裁。これまでスタンレー・フィッシャー氏が長年務めてきたが、今年6月に退任。

後任にヤコブ・フランケル教授が指名されたが、2006年、香港での万引きの疑い(誤解だったが)を引き合い煮出されて辞退。

次に同じく教授でバンク・ハポアリムのレオ・レイダーマン氏が指名された。しかし、レイダーマン氏は、いったんは受諾したものの、就任数日前の今日、突然、辞退を表明した。

実は、フィッシャー前総裁の下で、副総裁を務めてきた女性のカルニット・フラッグ氏という適任者がいるにも関わらず、別の人を指名しようとしてきたのである。フラッグ氏は新総裁がだれであれ、副総裁としてサポートすると表明している。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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