ダマスカスでは23日朝、パン屋さんをシリア政府軍が空爆し、パンを買うために列をなしていた人々を含めて多数が死亡した。反政府勢力は90人死亡と主張しているが、正確な数字は不明。
シリアのキリスト教徒の人口は、全体の10%にのぼっていた。しかし、親アサド大統領派の人も少なくなかったため、イスラム主義の反政府勢力を恐れて、すでに多くが国外難民となっている。
シリア国内にとどまっている者も、物価が2-3倍と高騰が続いており、食料すら買えないのが現実。ダマスカスの旧市街クリスチャンが多く住む地域。昨年はそれでも若干のお祝いの飾りなどもあったが、今年は全くないとBBCは伝えている。