10日、ガザからの対戦車砲が国境を警備中のイスラエル軍ジープを直撃し、イスラエル軍兵士4人が負傷、2人が重傷となっていた。このうちヤフダ・パルシさんは頭部と眼に重傷を負っており、命の危険があると報じられていた。
しかしその後パルシさんは意識を回復し、呼吸器からも離脱することができた。痛みがひどいのですぐに麻酔がかけられたが、その前に家族にあきらかな応答のサインを出したという。家族は「命がとりとめられたのは奇跡。祈りが聞かれた。」と語った。
ただし、両目の症状は重く、このままだと両目失明の可能性がある。もう一つの奇跡が期待されるところだ。
また、もう一人重体で、パルシさんと同じベエルシェバの病院に収容されている兵士シモン・アレンカリさんも重傷ながら回復へと向かっているとのこと。