ガザ情勢緊迫-イスラエル兵瀕死の重傷 2012.11.11

ここ1ヶ月ほどガザ国境で紛争が頻発しているが、土曜夜再び国境を警備していたイスラエル軍ジープが攻撃され兵士4人が負傷した。1人は頭部と眼の外傷で瀕死の重体となっている。

これに続いてアシュケロン、アシュドド、スデロット、エシュコル地域にロケット弾30発以上が撃ち込まれ、住民は再びシェルターへ走ることとなった。迎撃ミサイルが撃ち落としたのは1発のみ。日曜朝にもこもロケット弾が着弾し、イスラエル人2人が負傷している。

イスラエル空軍が直ちにガザ地区のミサイル発射地へ報復攻撃を行い、パレスチナ人4人が死亡、29人が負傷。ガザではイスラエルの攻撃で木曜にも13才の少女が死亡している。

<大規模ガザ攻撃の可能性も>

ネタニヤフ首相は現在、バラク国防相、ガンツ参謀総長と会議を行っており、相次ぐ攻撃に終止符をうつため、大規模な作戦に出る可能性も指摘されている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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