ラファ地下トンネルのハマス200人追放で合意か:しかし受け入れる国なし 2025.11.12

GPO

ガザのイエローラインからイスラエル側の地下トンネルで足止めになっているハマス戦闘員など約200人について、アメリカとイスラエルの間で交渉が続けられている。

11月10日、トランプ大統領の義理の息子であり最側近の1人であるクシュナー氏が、イスラエルに来て、この問題を含め、今後のハマスの武装解除、ガザの非武装化などについて、話し合いが行われた。

エルサレムポストによると、結局、ガザからハマスを一掃するという根本的な課題の一部として、イスラエルがかなり妥協する形で、200人を解放することでアメリカと合意したとのこと。

しかし、問題は、その200人を受け入れる国が今のところ、一つもないことである。

www.jpost.com/israel-news/article-873518

石のひとりごと

今現在もなお、イスラエル軍が駐留する、まさにその足下深いトンネルで立ち往生の、おそらくは若者の200人。脱出しても、受け入れてくれる国がないという。

この中で、ハマスに従うことに疑問を持つ者はいないだろうか。暗闇の中で目が開かれるように。また、彼ら美限界がきて、逆にまたイスラエルが非難されることがないよう、早く最善の解決が見出せるようにと思う。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。