EUの議長国であるデンマークのフレデリクセン首相は8月16日(土)、国内新聞のインタビューの中で、ガザでの問題において、ネタニヤフ首相が問題になっていると発言。
ネタニヤフ首相がいない方がイスラエルのためには良いとの考えを語った。
また、ガザでの強硬な姿勢を止める圧力をかけるため、EUにイスラエルに対する制裁を提案すると述べた。
フレデリクセン首相は、デンマークはイスラエルを支援する立場であり、自分もその立ち位置は変えない。ハマスに報いることもしたくないとしないとしている。
しかし、ガザの人道状況は破壊的であること、また西岸地区で、宗教シオニスト党のスモトリッチ経済相が、E1地区へのユダヤ人住居建設を宣言したことを挙げ、今のイスラエルは行き過ぎだと語っている。
スモトリッチ氏のE1でのユダヤ人住居建設計画について、フランスは「植民地化」だと非難している。
EU諸国の中で、イスラエルの立場は非常に厳しさを増しており、フレデリクセン首相の言っている制裁が、イスラエルに課される可能性は低くないかもしれない。
