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ガザで続く戦闘
人質解放と停戦の交渉が盛り上がりを見せる中、ガザでは、今もイスラエル軍が、人質の捜索と、ハマスの地下トンネルなどのインフラの破壊を続けている。
ガザ北部、ジャバリヤでは、10月にイスラエル予備役兵3人を殺害した時に使われたとみられる500メートルのトンネルとその入り口を発見し、破壊した。
当然、各地で、戦闘になっており、Times of Israelによると、12月17日(火)だけで、ガザ市やカンユニスで、パレスチナ人14人が死亡した。
12月15日(日)には、ガザ中央のヌセイラト難民キャンプで、アルジャジーラ(カタールのメディア)のジャーナリストでありカメラマンであったアフマド・ベイカー・アル・ルー(39)が死亡した。アルジャジーラは、イスラエルが、ジャーナリストを組織的に標的にしていると非難した。
これに対し、イスラエル軍は、アル・ルーは、ヌセイラトの民間防衛組織に組み込まれていたハマスと、イスラム聖戦の司令センターを攻撃した際に死亡していたと発表。アル・ルーは、以前、イスラム聖戦の小隊長を務めていた人物だったと反論した。
アルジャジーラの現役記者やカメラマンがハマスや、イスラム聖戦とつながっているケースはこれが初めてではない。10月27日、IDFは、ガザで発見される文書や書類から、6人の記者を、名前と写真入りで、ハマスとイスラム聖戦の戦闘員や指揮官であると発表していた。
www.ynetnews.com/article/hkrzba341e
ラファで建物倒壊・イスラエル兵2人
一方、ガザ南部ラファでは、12月16日(月)、ガザ南部ラファで、半壊から全壊に近かったと予想される建物が、横を戦車が通過した時に崩壊し、中にいたイスラエル予備役兵2人が死亡。2人が負傷した。
死亡したのは、中隊長のマキシム・ローゼンベルト少佐(35)と、その分隊長のアレクサンダー・アノソフ一等軍曹(26)
www.timesofisrael.com/two-idf-soldiers-killed-in-southern-gaza-building-collapse-two-injured/