イシュマエル・ハニエが暗殺後、後継者となるハマス政治部門最高幹部がだれになるか、注目されていたが、ハマスは、現在、ガザ内部の総司令官であるヤヒヤ・シンワルを指名したと発表した。
シンワルは10月7日のイスラエルへの奇襲を計画、実施した人物と見られている。その後もハマスを、今にいたるまで、持ちこたえさせているシンワルに、ハマスが信頼を表明した形だとの分析が出ている。
しかし、これから人質交渉を担当するのがシンワルになるということであり、ハニエの時より状況が良くなったとは決して言えないだろう。ブリンケン米国務長官は、これからの交渉はシンワルにかかっていると言っているが、きわめて困難であることは間違いない。
イスラエル当局は、アメリカが、ハニエを暗殺したことに激怒したことを認めたとのこと。
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