1日、イスラエルに到着したブリンケン国務長官は、ガラント防衛相、ハレヴィ参謀総長などIDF関係者たちと、ハマスに襲撃された、キブツ・ニール・オズなどを訪問。
また人道支援物資搬入路になっている南部、ケレン・ショムロンなど複数の検問所も視察した。
イスラエルはこの機会に合わせて、ガザ北部国境のエレツ検問所を新たな物資搬入路として開放すると発表。アシュドド港と繋いで、大量の食料や医薬品をガザへ搬入することが、可能になる。
同行したガラント防衛相は、ブリンケン国務長官の訪問は、イスラエルは、ハマスと戦っているのであり、ガザ市民と戦っているのではないと、強調した。
今回のブリンケン国務長官のイスラエル訪問は、意見の違いはあれど、アメリカとイスラエルの関係は不動であることを示しているともいえる。
石のひとりごと
ブリンケン国務長官がイスラエルを訪問していることについて、日本の多くの報道は、アメリカは、イスラエルのラファへの侵攻で民間人犠牲の予防策が不十分だとして、これに反対していると言う点を強調してとりあげて報道している。
しかし、ブリンケン国務長官は、イスラエルへの理解も十分に示していた。
しかし、アメリカもまた、難しい政治・外交をせまられている。ブリンケン国務長官は、ユダヤ人でもあるので、個人的にも、複雑な使命を背負っているということである。ブリンケン氏のためにもとりなしを。