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北米ユダヤ人のイスラエル支援:10億ドル
ハマスとの戦争が2ヶ月を超え、まず観光業があがったりとなっている。労働力の多くは戦場に駆り出されて、農業や生産業にも影響が出て、ボランティアでカバーしているというのが現状である。
しかし、北米ユダヤ人連盟によると、10月に戦争が始まってから、約1ヶ月の間に、イスラエルへの献金として、6億ドルが同連盟に集まり、現在までに6億200万ドルになっているという。
また、その他、病院や大学、さまざまなユダヤ人による民間組織による寄付は4億ドルに上っている。この額は前例がないほどの額だという。
前にユダヤ人の知人のイダンさんが、言っていたとおりで、ユダヤ人はイスラエルという国のために、戦場に行けない自分に今、できることがお金であるなら、それを惜しみなく出しているということなのだろう。
www.timesofisrael.com/american-jewry-raised-1-billion-for-israel-in-first-month-of-war-scholars-say/
ユダヤ人とその国、イスラエルは、決して小さい国ではない。これほどの一致力は、他に類をみないと思う。
*余談になるが、大谷翔平選手の契約金は7億ドル。この献金金額に迫っている。大谷選手の評価の大きさを改めて思わされる。
イスラエルでは戦時補正予算290億シェケル可決
イスラエルでは、14日、2023年度戦時下補正予算(ガザとレバノンでの戦費)として、289億シェケル(1兆2000億円)が審議され、賛成59、反対45で可決した。
289億シェケルの内訳は、170億シェケルは武器調達や予備役へのしはらいなどの戦費へ、120億シェケルは国内戦費にあてられる。このうち61億シェケルは、北部南部国境からの避難民の住宅費や負傷兵への補償などに使われる。
当然、予算が回るはずだったところに予算が回らなくなることになる。与党内でもガンツ氏や、エデルスタイン氏など反対票を投じた議員もいたとのこと。野党ラピード氏は、赤字が増えるとして反対したが、とりあえずは、可決、通過したということである。