北部国境でのヒズボラとの戦闘がエスカレートしている。12日、ヒズボラが放った対戦車誘導ミサイルが、北部国境に近い町ドヴェブでいくつかの車を直撃し、イスラエル民間人14人が負傷した。(1人重傷)。
Footage from the scene of the anti-tank missile attack near Dovev pic.twitter.com/WUEJ6kHrMo
— Emanuel (Mannie) Fabian (@manniefabian) November 12, 2023
さらにやはり国境の町メナラへも攻撃があり、イスラエル兵7人が負傷した。
これとは別にロケット弾15発が、レバノンからハイファ含むイスラエル北部にむけて撃ち込まれ、4発を迎撃ミサイルが撃墜。その他は、空き地に着弾していた。これについては、レバノンにいるハマスが犯行を認めている。
イスラエルは、北部での戦闘は拡大したくないとみられ、反撃は最小限にみえる。この日もメトゥラにむけた攻撃をしていたとみられる地点へのドローンによる攻撃を実施した。
これまでの交戦で、イスラエル市民2人死亡。イスラエル兵6人戦死。一方、ヒズボラは71人以上、パレスチナ人(テロリスト)8人死亡と、民間人複数とロイター記者1人が死亡している。
www.timesofisrael.com/6-civilians-wounded-1-critically-in-anti-tank-missile-attack-from-lebanon/
<アメリカのシリア(イラン拠点)攻撃再び;イラン革命軍兵士6人死亡か>
北部情勢がエスカレートするのと並行して、シリア、イラクの米軍基地へのイラン革命軍によるとみられる攻撃が後を立たず、米軍兵士への被害も拡大している。
このため、アメリカが、シリアのイラン関係地点への攻撃を、すでに何回か実施しているが、FOXニュースによると、少なくとも6人のイラン革命軍兵士が死亡したとみられている。