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ジェニンでパレスチナ人14人死亡(12人は戦闘員とIDF)
ヨルダン川西岸地区では、9日、パレスチナ自治区の最も反抗的な町、ジェニンでイスラエル軍との大きな衝突があり、自治政府の発表によると、パレスチナ人14人が死亡。20人が負傷したとのこと。
この戦闘でイスラエル軍は、ここでもブルドーザーを使用して、難民キャンプの地下トンネルや、爆弾数十個を破壊。指名手配となっていたテロリスト20人以上を逮捕拘束した。この他、ヘブロン近郊、ナブルスやラマラでも戦闘が発生しており、4人がが死亡した。
Times of Israelによると、10月7日以降、西岸地区だけで、176人が死亡。指名手配になっているテロリスト1430人が逮捕されている。このうち900人がハマスだという。
東エルサレムや西岸地区では、パレスチナ人によるテロ時件が相次いでいる。一方で、過激ユダヤ人によるパレスチナ人への暴力もある。ユダヤ人による法律家グループイエシュ・ディンの報告によると、西岸地区では、過激ユダヤ人によるパレスチナ人のなんらかの攻撃を受けたパレスチナ人の町が84にのぼり、暴力の報告が172件あった。
www.timesofisrael.com/palestinian-authority-says-9-killed-15-injured-in-jenin-clashes-with-idf/
東エルサレムで負傷の女性警官死亡
6日月曜、エルサレム旧市街のヘロデ門周辺で、16歳のパレスチナ人にナイフで刺された女性国境警備隊のローズ・ルーベン巡査長は、その後死亡していた。9日に、知人友人たちが集まって悲しい葬儀が行われた。
ローズ・ルーベンさんは、2021年に単独でイスラエルへ移住し、国境警備隊に入隊していた。テロ事件当時、ローズさんと一緒にいた警察官が、職場を離れて買い物に行っていたことがわかり、この警察官は辞任させられたという。
石のひとりごと
ガザに注目が集まっているが、西岸地区、またシリアでも事態はさらに深刻化しているかもしれない。