先週まで、サウジアラビアとイスラエルの国交成立の話になっていたが、一気にその話は遠のいた様相である。サウジアラビアのモハンマド皇太子は、「イスラエルの占領が長引いた結果だ。」とパレスチナ側に立つとみえる発言をした。
イスラエルと実質的な交流もしているUAEは、双方に自制を求めるとして、ハマスを非難しなかった。バーレーン、モロッコ、トルコ、イエメン、チュニジア、クウェートでも親パレスチナのラリーが行われていた。
イスラエルと和平を結んでいるエジプトもヨルダンも、ハマスを直接非難していない。エジプトでは、この紛争が始まった後に、イスラエル人が2人殺される事件も発生していた。
シーア派イランはいうまでもなく、ハマスを支持してきたカタール、イスラエルに砲撃を許したシリアも、当然、パレスチナ支持を表明。イラクも同様。みな、パレスチナ側である。
www.jiji.com/jc/article?k=2023100800377&g=int
www.nytimes.com/2023/10/09/world/middleeast/mideast-palestine-support-gaza.html