8月17日、アメリカは、イスラエルと共同で開発した、最先端型アロー3ミサイル弾道弾迎撃ミサイルを、イスラエルが販売する許可を出した。
これにより、イスラエルは、アロー3迎撃ミサイルシステムをドイツに販売することを決定。総額35億ドルと、史上最大を記録することとなった。
アロー3は、大気圏外の70キロ以上高度で飛来するミサイルを撃墜することができる。しかし、それ以下の高度のミサイルには不向きでもあるらしく、ドイツがこれを購入するのは、ロシアとの対立の将来にそ備えているとも考えられるところである。
しかし、イスラエルは、すでにアロー4にとりかかっているとのこと。
ドイツはまもなく、頭金ともいえる6億ドルを支払って、ドイツでの設置準備が始まり、今年末までには、全額35億ドルが支払われて、2025年後半には、設置が完了する予定とのこと。
ネタニヤフ首相は、「75年前、ユダヤ人はナチスドイツに滅亡近くまで追いやられた。75年後、ユダヤ人は、そのドイツ、新しいドイツに、彼ら自身の自衛のための武器を提供している。なんという時の変わりようだろうか。」と語った。