イギリスのグラスゴーで、11月1日2日、首脳級会談で始まったCOP26。ベネット首相も、環境ザンドバーグ保護相とともに出席。イスラエルも2050年までに炭素排出量をゼロにすると約束し、イノベーションでも世界に貢献したいと世界に表明した。
ベネット首相は、自身もスタートアップ・ビジネス出身であることを活かして、フル外交を展開した。
議長国イギリスのジョンソン首相、バイデン大統領、オーストラリアのモリソン首相、
フランスのマクロン大統領、ホンドュラスのホルナンデス大統領、イタリアのドラギ首相、インドのモディ首相、NATOのストルテンバーグ議長と会談の時を持った。
また初めてバーレーンのカリーファ皇太子とも会談した。話し合った内容はイラン問題、フランスでは大きなユダヤ人コミュニティについてなども話し合った。
イスラエルへ招待した首脳もいる。さすがはビジネスマン上がりである。わずか2日間の滞在中に多くの首脳たちと個別会談を持ち、人脈を広げたようである。
最後に注目されたのがビル・ゲイツ氏との対談である。ベネット首相とゲイツ氏は、気候変動対策において、特にハイテクのビジネスの重要性について語り合った。
そのビル・ゲイツ財団は、CEPIと呼ばれる感染症対策の研究に2000万ドルの投資を決めている。その中で、イスラエルの内服ワクチンを開発しているMIGVaxが、投資対象グループの一つに選ばれた。
MIGVAXは、内服ワクチンの開発を行なっており、特に変異株にも対処できるものを開発している。すでに多くの人がワクチンを終えているが、まだ世界中に行き渡ったわけではない。内服であれば、後進国などにも容易にワクチンを届けることができるとして、期待されている。
www.timesofisrael.com/israeli-plan-for-covid-vaccine-tablet-gets-4-3m-from-bill-gates-backed-fund/