イスラエルのスタートアップ企業、SONOVIAが、コロナウイルスの出入りを防ぐだけでなく、90%以上、無毒化させる布を開発した。今年2月にオリーブ山通信でもお伝えしたが、いまだに反響が続いている記事である。
mtolive.net/イスラエルのマスクが世界を救う!?%E3%80%802020-1-2/
この布は、表面に酸化亜鉛のナノ粒子がコーティングされており、細菌や真菌、ウイルスを弱体化させることができる。感染拡大防止に貢献する可能性があると考えられている。さらに、コロナウイルスを無毒化する能力は、100回洗濯しても失われることがないという。
病院のリネンなどで使われる他、この布でマスクを製造し、すでに実用化も始まっている。しかし今、中国で行っている最終テストの結果を待っているところだという。
実験を担当している上海の研究所が6月に発表したところによると、コロナウイルスを90.67%無毒化することに成功していた。今は、別の研究所でもテストが行われているが、SONOVAの開発者、リアット・ゴールドハマー氏は、99%の無毒化を期待しているとロイターに語っている。
www.ynetnews.com/article/ByhF9e00ED
この開発にはドイツとアメリカ、イタリアが顧客として協力しているという。すでに、イスラエルの病院で使われている他、オンラインでも、販売している。(以下サイトローリングすると販売コーナーあり:1枚69ドル、3枚セット159ドル)