横浜で隔離中のクルーズ船ダイアモンド・プリンセス号では、これまでの検査で、41人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。乗客は、14日間下船せずに隔離とされていることは、連日ニュースでも報じられている通りである。
この船に、イスラエル人も少なくとも10−14人乗船していることがわかった。今の所、イスラエル人から感染者はでていない。情報の伝達が難しいようではあるが、食事や薬に関する問題もカバーされているせいか、ネットを通じて報告するイスラエル人乗客の様子には、退屈以外、特に問題はないようである。
イスラエルでは、インフルエンザによる死者が、国内ですでに15人と多数出ていることや、治安問題が深刻になってきたこともあって、新型肺炎への関心はうすい。ニュースもほとんどない。
しかし、中国(香港便はOK)からの飛行機の拒否や、中国から帰国したイスラエル人は14日間の自宅待機などの対策はとられている。しかし、ネタニヤフ首相は、いくら水際対策をしても、いずれウイルスが入ってくることは避けられないとして、その治療法やワクチンの開発を急ぐよう、指示を出している。