2013 良いニュースでスタート 2013.1.1

<天然ガスの掘削始まる>

2010年にイスラエル(ハイファから130キロ沖)で発見された含有量世界一と推測されるタマール天然ガス油田。12月30日、掘削のための拠点がアシュケロン沖に完成した。ガスは海底深くにあるが、作業がスムースにすすめば、4月には天然ガスを採取できるみこみ。

もし成功すればイスラエルはエネルギー自給国となり、もはやアラブ諸国の原油に頼る必要がなくなる。そればかりか、天然ガスを販売することも可能となり、その収入は年間30億ドルと予測されている。この新事業で新しい雇用も期待できる。

タマール油田は2010年に発見されて以来、所有権をめぐって、隣国レバノンと争った経過がある。現在、油田はイスラエル海軍が厳重に警護している。

*イスラエルは食料自給率100%。エネルギーむ自給率100%となれば、将来、世界の大艱難時代に避けどころになる可能性も。

<世界で唯一!?失業率が下降>

イスラエルの失業率は2012年末で6.7%と昨年よりも下降。昨年だけで35万の新しい雇用を実現していた。ネタニヤフ首相はステイニッツ経済相、フィッシャー・イスラエル銀行総裁に感謝を述べた。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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