15万人参加のテルアビブ・マラソン:熱中症続出で中断 2015.2.28 

www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4631518,00.html

先週、ダンからベエルシェバまで雪にみまわれたイスラエルだが、今日27日は、全国的に晴れとなり、一気に気温が上昇した。

先週末には、気温0-3度で、積雪25センチを記録したエルサレムの今日の最高気温22度。テルアビブでは、さらに高く、28-29度と、季節外れの暑さを記録した。

この極端な気候の中、テルアビブでは、毎年恒例のマラソン大会が開かれ、海外からの参加者1200人を含め、15万人が参加。

気温が上がる前の早朝からのスタートだったが、途中で75人が熱中症となり、手当を受けた。うち2人は意識不明の重体となり、病院へ搬送された。

テルアビブマラソンでは、2年前にも熱中症で男性が1人死亡している。このため、テルアビブ市は、午前10時に、大会の中断を宣言した。

この時点で、短中距離のランナーはほとんど走り終え、フルマラソンのランナーだけがまだ走っている途中だった。中断される前に、フルマラソンを走り終えていたケニアから参加したキプロノさんが優勝となり、賞金15000ドルを獲得した。

これにもめげず、来年のテルアビブマラソンも2月26日と決定した。エルサレム・マラソンは3月末の予定。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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