12時間の休戦 26日8:00~20:00(日本時間14:00~27日2:00)2014.7.26

www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4549842,00.html

カイロで、エジプト、国連事務総長や、アラブ同盟とともに停戦を模索するケリー国務長官が、両者に対して7日間の停戦を提案。イスラエル閣議は、かなり紛糾し、いったん会議を休止して再開するほとだった。

結果的にイスラエルは、停戦には応じられないと返答したが、その直後、12時間の停戦を行うと発表するに至った。(イスラエル軍の公式発表)

しかし、イスラエルにとって、今回の戦闘の目的は、ハマスのミサイルやトンネルなど、イスラエル市民に脅威となるものを完全に排除することである。途中で止めるわけにはいかない。停戦中は、攻撃はしないが、トンネルの捜索は続ける。また発砲された場合は、発砲しかえすと言っている。

Yネット(ロイター)によると、この後に、ハマスは、ハマス系テレビを通じて、この12時間の停戦に応じると伝えた。

これを受けて、ケリー国務長官は、昨夜パリへ移動、本日、ハマスに影響力のあるカタールとトルコの首脳と会談し、本格的停戦をめざす。パリではフランスの外相、イギリスの外交官、EU外交担当のアシュトン氏とも会談する。

ケリー国務長官によると、イスラエルとハマスの溝は相当深いため、停戦条件や内容の概要についてははまだ未定であり、両者には明らかにしていないという。また、両者の代表を、パリに招聘する時期にはないと言っている。(今は何をいっても両者とも拒否するとみられるため)

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

1 comments

事務総長のポストは大国でないことと非同盟か中立国であることが一つの形だった。韓国は米国と軍事同盟を結び、しかも北朝鮮と交戦中の国だ。中立とは程遠いし、日本絡みで言えば 日本の領土竹島を不法占拠し、その問題を国際法廷に持ち出すことも拒否している。国際法を遵守する意識すらない。おまけに彼は外相としてこの竹島問題に関与してきた。
彼に期待する声もなくはなかった。しかし期待は彼の初仕事で消し飛んだ。彼の就任した07年、台湾が国連加盟を申請した。台湾から申請があれば安保理に諮る。北京代表が拒否権で潰すが、 とにかくそれが形だった。それでも台湾政府は申請を繰返し、いつの日か独立できると信じてきた。
とくに韓国出身の事務総長だ。別に北朝鮮と分裂している理由もないのに制度が違うだけで国連では二議席持っている。それが認められるなら北京と別に台湾が議席を持って当然だ。
しかし潘は信じられない行動をとった。彼は事務総長の権限を超え、勝手に台湾の加盟申請を蹴った。門前払いだ。理由は「中国は一つ」と。ウォールストリート・ジャーナル紙(07年8/16)が 「お前は国連城の王様のつもりか」と潘基文の無知と傲慢を非難した。何より今は大国になった支那のご機嫌をとり、台湾を苛めて擦り寄る姿がみんなの顰蹙をかった。 彼の北京べったりの姿勢はニューズ・ウイーク(07年11/7)にも取り上げられた。
そんな批判など潘には痛くもない。国連の日に国連本部で彼が主催するコンサートが開かれた。知名度の低いソウル交響楽団を呼ぶ身贔屓は我慢するとして、その会場で配った英文パンフレットには 日本海を「東海」と表記していた。

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