行楽でどこも超満員 2014.4.16

昨日より始まった過ぎ越の休暇。最高の天候もあいまって、イスラエル人はこぞって家族連れで行楽に出かけている。特にイスラエル北部、ガリラヤ地方には200万人がおしよせ、バーベキューやハイキングを楽しんでいる。

キャンピングエリアのなかには満員で入れないところもあるという。日本のゴールデンウイークのようにあちこちでイベントもあるが、安全のため中止になったイベント会場も。

道路はどこもかなりの渋滞だが、特に北部へ向かう90号線が上下線とも渋滞している。この時期、事故もかなり増えるので、警察は、道路情報に注意するよう呼びかけている。

このような中、16日朝、エルサレムとテルアビブを結ぶ1号線では、公共バス・エゲッドの後部が突然発火し炎上、上下線とも一時通行止めとなった。負傷者はなし。

<神殿の丘は暴動>

16日朝、神殿の丘では、パレスチナ人数百人が、イスラエル軍と衝突した。負傷者はないが、神殿の丘では例の大人鬼ごっこのような光景が繰り広げられることになった。なお、過越期間中、ユダヤ人は神殿の丘へは入れないことになっている。

<明日から混雑本番・旧市街>

明日17日、嘆きの壁は祭司の祈りがあり、早朝からユダヤ人でぎっしり。同時に聖墳墓教会では、キリストが弟子たちの足を洗った事を記念する洗足の儀式が行われる。18日はグッドフライデーで十字架の道を歩くクリスチャンでいっぱいとなる。日曜はイースターサンデー

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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