緊急!エルサレム市内バスで発砲で1人死亡・負傷者多数 2015.10.13 10:30 (日本16:30)

エルサレム南部アルモン・ハナチーブ、記者宅近くで、発砲事件が発生した。記者も毎日利用するバス78番内で、パレスチナ人が発砲し、現時点で1人が死亡、負傷者多数。

ニュースによると、このすぐ後にもナイフによるテロが別のところで発生。まだ情報は明らかでないが、複数の人が刺されているもよう。

地域では、さきほどから警察と救急車のけたたましいサイレンが続いている中、発砲の音も聞こえた。昨夜、アラブ人地区に囲まれているこの地域のバスが危ないのではないかと感じ、祈ったところだった。

テレビでは断続的な報道が始まった。情報が明らかになりしだい続報をお伝えする。犯人が早く逮捕されるように、これ以上連鎖的にこのようなテロが発生しないように、緊急にとりなしを!

<この他のテロ>

上記エルサレムでの大規模なテロに先立ち、地中海沿岸のラナナでもバスを待っていた人(32)が、東エルサレム住民に刺された。近くにいた人は共に犯人ともみあいとなり、自ら負傷しながらも市民らは犯人をとりおさえた。

こちらは被害者は軽傷だが、犯人は重傷。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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