元オバマ大統領牧師もワシントンで挑発「イエスはパレスチナ人」?2015.10.12

Yネットによると、10日、アフリカ系アメリカ人で、オバマ大統領が1988-2008まで通っていた教会のエレミヤ・ライト牧師(2008年退職)が、ワシントンDCで「正義か否か」というタイトルで集会を開き、イスラエルを人種差別の国と公にひなんした。

ライト氏は、ファーガソン(アメリカで黒人が白人に対して暴動をおこした)とパレスチナ人の暴動を結びつけ、私たちはパレスチナの”兄弟姉妹”とともに立つと言った。

ライト氏は、「アフリカ系アメリカ人、原住アメリカ人とパレスチナ人は、3つの頭をもつデーモン、人種差別、軍国主義、資本主義、に苦しめられている。

1948年(イスラエル建国)は、19世紀のアメリカと同じだ。土地にもとから住んでいたパレスチナ人、ーイエスはパレスチナ人だったー、のところへヨーロッパ人が来て彼らの国をとって行ったのだ。これは20世紀最大の悪い不正である。」と言った。

注)「パレスチナ」という言葉は地方を刺す言葉であり、パレスチナという名前の国が歴史上、存在したことはない。

確かにイエスはパレスチナ地方に住んでいたということで、パレスチナ人といっても全くの誤りではない。しかし、新約聖書をみれば明らかなように、イエスは、パレスチナ地方に住んでいたユダヤ人である。

www.jpost.com/International/Obamas-ex-pastor-Israel-is-apartheid-state-Jesus-was-a-Palestinian-422665

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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