人質家族が、東京の在日イスラエル大使館を訪問したことはお伝えした通り。同様に、人質家族の代表団は、13日、アメリカでバイデン大統領と、国連でグテーレス事務総長と面会した。
人質家族代表団13人は、バイデン大統領と約2時間会談。家族たちは、ワシントンで、バイデン大統領とアメリカ政府は、市民が人質に含まれていることもあり、人質の奪回に、真剣に取り組んでいる、彼らにできることはすべてやっていることがわかったと語っている。
ニューヨークでは、代表団は、グテーレス国連総長を面会。グテーレス氏は、国連総会で、イスラエルに即時停戦を求める決議を行い、賛成153カ国でこれを可決した。しかし、この決議には、ハマスを非難する文言は含まれていなかった。
家族たちは、「平和を求めるのはいいが、あのハマスの大虐殺を正当化するようなことは言うことはできない。あなたは、イスラエルに来て、襲われたキブツを、音楽フェスの跡地を見て、私たちの愛する家族たちがどんなめにあったのか、知るべきだ。」と事務総長に伝えた。
グテーレス事務総長も、家族と全く同感するとしながらも、今は人質を取り戻しにいく力がないと述べ、できる限り早く家族たちを取り戻す努力をしていると返答したとのこと。