先週、ガンツ氏がおれて、ネタニヤフ首相との統一政権で、ネタニヤフ首相が先に首相になることで合意したのだが、そこから先の交渉がまだ終わっていない。組閣の期限(28日緋)を、13日に迎えたガンツ氏は、12日、リブリン大統領に14日間の延長を申請した。
しかし、リブリン大統領は、これを受理せず、13日までに、ネタニヤフ首相との合意に至らない場合は、法で決められている第3の道、国会に組閣をまかせるという方向にすることも示唆した。コロナ危機もあり、もうこれ以上、組閣を待てないからである。(政府がないということは予算も立てられない)
しかし、ネタニヤフ首相によると、ガンツ氏との合意はまだ近づいていないと答えたため、この第3の道では、結局4回めの選挙になる可能性が高いとみられた。
このため、13日、ガンツ氏の期限直前になって、ネタニヤフ首相とガンツ氏は、大統領官邸に行き、組閣の延長を求めた。リブリン大統領はこれを受理。48時間の延長を認めた。ネタニヤフ首相とガンツ氏は、15日深夜の期限までに、組閣を終えるよう、交渉を続けている。
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