北部に加えてややこしいのが、南部イエメンのフーシ派である。イエメンの人々は餓死寸前なのに、直接にはなんの関係もない、イスラエルに戦いを挑み、エイラットに弾道ミサイルやドローンを飛ばしてくる。どれも撃墜して被害は出ていないが、間にアメリカも入って、非常に危険である。またイスラエル船籍の船の拿捕も行っている。
最近では、6日に、イエメンからエイラットにミサイルを発射し、イスラエルが紅海上空でこれを迎撃した。
フーシ派は、9日、ガザへの人道支援物資と医療物資の搬入が行われないなら、紅海を通って、イスラエルに向かうすべての船を攻撃すると宣言した。紅海を通過する船は、年間1万7000隻に及んでおり、国際的な問題である。
イエメンでは、親パレスチナデモが発生しており、支配者としてのフーシ派は、国をまとめるためにも、イスラエルに敵対して指示をあげようとしているとの見方もあるが、背後にイランが関係していることも考慮しなければならないだろう。
www.timesofisrael.com/in-escalation-houthis-vow-to-target-all-israel-bound-ships-in-red-sea/
もう十分問題を抱えているアメリカは、戦場をまた増やしたくはないと思われ、イスラエルには反応しないようにと伝えているとのこと。
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