大統領選挙を間近に控えたアメリカでは、明日29日ごろ、ハリケーン・サンディが東海岸に上陸すると予測されている。サンディは、カリブ海で甚大な被害をもたらし、これまでに61人以上が死亡している。
サンディは現時点ではカテゴリー1(強さとしては一番低いレベル)だが、最悪の場合、東海岸に上陸後、寒冷前線と合体しスーパーストームになり甚大な被害をもたらす可能性も指摘されている。
ニューヨーク州、バージニア州など東海岸の州では非常事態宣言が出され、住民らは、家の窓を補強したり、食料を備蓄したりしてサンディの上陸にそなえている。
<2030年までに1億人以上が死亡する?> ロイター9月26日
発展途上国20カ国で構成する「気候変動に脆弱性を持つ諸国会議」の委託で研究していた、国際援助に関する団体DARAが先月9月26日に以下のような報告書を提出していた。
もしこのままいくと、地球温暖化や異常気象により、飢餓や災害で死亡する人の数は年間500万人、2030年までに1億人以上が死亡する。