トランプ大統領が28日、世紀の取引、中東和平案を発表したが、パレスチナ自治政府はこれを1000回断るといい、イスラエルとの交渉を始めるどころか、ハマスを呼び、ともにこの和平案と戦うよう、相談した。
イスラエルは、31日金曜は、特に、西岸地区やヨルダン渓谷、ガザ周辺他、神殿の丘でも暴動になる可能性を踏まえ、警戒態勢をとっていた。
31日、西岸地区各地で、イスラエル軍とパレスチナ人が衝突。パレスチナ人48人と、イスラエル兵1人が負傷した。しかし、神殿の丘では、最大3万人のイスラム教徒が礼拝をささげたが、大きな衝突にはならなかった。
ガザからは、迫撃砲が3発、イスラエル南部へ撃ち込まれ、2発は迎撃ミサイルが対処した。イスラエル軍が、戦車砲で応戦した他、イスラエル空軍がいつものように、ガザへの空爆を行った。
<ヨルダンとトルコ:”イスラエルに死を!”>
ヨルダンでも、3000人が、「ヨルダンは世紀の取引を拒否する」と書いたプラカードを掲げて、”イスラエルに死を!”と叫ぶデモを行った。アンマンのアメリカ大使館前では、300人が、世紀の取引に反対するデモを行った。
トルコでも複数の町で同様のデモが行われた。
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