テルアビブ、各地でもテロ 2015.10.9

1)テルアビブ:5人負傷、犯行パレスチナ人1人射殺

午後、テルアビブの高層ビルモール・アズリエリセンター付近で、パレスチナ人がスクリュードライバーで、女性兵士を刺した。

犯人は兵士の銃を奪おうとしたが、女性兵士は銃に上に座り込んでそれを阻止。テロリストはあきらめて逃げようと下が、付近の人々が追いかけ、その4人も負傷した。近くにいた空軍兵士が、テロリストを射殺した。

アズリエリセンターは、テルアビブでも人気のモールで、大勢の市民で常ににぎわっている場所。しかもイスラエル防衛庁前である。テロリストは東エルサレム在住のアブ・ガザラ(19)だった。

2)キリアット・アルバ(ヘブロン) 犯人逃亡中

テルアビブでテロがあった後、西岸地区ヘブロン隣の入植地キリアットアルバで、男性(25)が刺されて重傷となった。犯人は逃亡中

3)アフラ(イスラエル北部):1人負傷:パレスチナ人1人射殺

木曜夕方、北部の町アフラで、ユダヤ人の男性が刺され、中等度から重傷となった。怒った通行人らが、テロリストを殴りつけようとしていたため、警察がテロリストを保護しようとして、逆に警察と乱闘になった。

この衝突で、テロリストだけでなく、ユダヤ人も複数が警察に連行された。

www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/201610

4)ナザレでアラブ人デモ

ナザレでは、アラブ人数百人が、「イスラエル政府はテロリストだ。アルアクサモスク(神殿の丘)のために死ぬ覚悟だ。」と叫びながら反イスラエルデモを行った。

デモには、イスラエル国会議員でありながら、反イスラエルで知られるハニン・ゾアビ議員など、アラブ政党の議員3人も参加していた。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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