All Israel News が伝えたところによると、2月26日、イスラエルのメシアニックのビリーバーたちと、海外からのビリーバーも加わって、10月7日にハマスの襲撃を受けた町、スデロット(ガザ国境から1キロ)の旧警察署前で、ヘブライ語による祈りの歌を捧げた。
イザヤ書61:1-3
神である主の霊が、わたしの上にある。主はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。
捕らわれ人には解放を、囚人には釈放を告げ、主の恵みの年と、われわれの神の復讐の日を告げ、すべての悲しむ者を慰め、シオンの悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、悲しみの代わりに喜びの油を、憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるためである。彼らは、義の樫の木、栄光を現す主の植木と呼ばれよう。
*10月7日・スデロットの旧警察署での戦闘で警察官と民間人計35人死亡
ハマスがスデロットに来た時、警察官たちは異変に気づき、それぞれの自宅から警察署に向かった。安息日早朝のことであり、多くは休息の中で、武器などは警察署にあったという。
警察署には少なくとも40人のテロリストがおり、執務中だった警察官を取り押さえていた。そこで約20時間の戦闘となり、警察官8人がも殉職する中、テロリスト10人を殺害。
最終的に、イスラエル軍は、テロリストがまだ中にいる状態で、生存している警察官がいない
ことを確認。建物を完全に破壊することで、テロリストたちを処分することにした。警察署はあとかたもないほどの瓦礫になるまで破壊された。
ここでハマスを取り押さえたことで、アシュドドや、アシュケロン、ベエルシェバなどへのハマスの侵攻が防がれたと言われている。ネタニヤフ首相は現場を訪問し、殉職した警察官たちに敬意を表した。
なお、スデロットの警察署は3か月前に新たに建て直されている。住民も徐々に戻り始めており、先週には学校も再開された。スデロットは、ガザから1キロしか離れていない。ガザは目で見えるところにある。
大きな傷とまだ終わっていない戦争の恐怖の中で、人々は今、新しい生活を再開しているということである。まさにイザヤ書61章の祈りが必要ということである。
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