イスラエルのNPO団体によると、貧困層に入る世帯が、コロナ禍の2020年の間に、14万3000世帯(26万8000人)増えて、85万世帯になっていることがわかった。
これは全世帯の29.1%に登る。言い換えれば、およそ3世帯に1世帯は、食糧、医療、教育に事欠く貧困層になっているということである。
また、貧困までに至らないまでも、コロナ・パンデミックで、経済が苦しくなったと答えた世帯は、42万2000世帯にのぼるとのこと。これは、コロナ禍以前24.1%であったものが、38.6%の増加したということである。
www.ynetnews.com/article/Skbn3MRiv
イスラエル最大で、ユダヤ関係組織による食糧支援団体ラテットは、コロナの前から、187万人に食糧支援を行っていたが、コロナで、14万5000人を新たに登録したとのことであった。
イスラエルでは、食糧支援のほどんとは、こうした支援団体が担っているとのこと。
www.timesofisrael.com/number-of-israelis-in-poverty-shot-up-50-since-pandemics-start-report-finds/
日本には、イスラエルで食糧支援を行うクリスチャン団体BFPの日本支部があり以下がその窓口。
<イスラエルの失業率>
中央統計局によると、失業率は、10月には18%であったが、ロックダウンが解除されたこともあり、13万人が職場復帰を果たしたことから、11月には、14.6%に回復していた。しかし、失業者は、まだ60万3000人いるとのこと。
政府は失業保険を支給したり、特にまだ回復がのぞめない観光業関連の人々には別の職種への訓練を提供したりしている。
www.timesofisrael.com/unemployment-drops-as-businesses-return-from-lockdown/