本日ハリウッドでアカデミー賞(オスカー)の授賞式が行われるが、ドキュメンタリー部門で、イスラエルからの2作品がノミネートされている。
「壊れた5つのカメラ」は、パレスチナ人農夫撮影映像で、西岸地区でのイスラエルの占領政策を批判する。パレスチナ人とイスラエル人の協力作品。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=q_93nOqwmhU&feature=youtube_gdata_player
「ゲートキーパース」は、イスラエルの治安組織シン・ベトの大物6人のインタビューを含むドキュメンタリー。シン・ベトは諜報機関でもあり、その指導者らがインタビューに登場するのは初めてで注目されている。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=FWx0e7KXg0Q&feature=youtube_gdata_player
双方とも、イスラエル政府には批判的な作品。それがイスラエル人自身によって発表されることで、イスラエルがいかに民主国家で、言論の自由が認められた国かを証明しているとの解説もある。