イスラエルでは南北国境が緊張しているが、戦争が始まるまでは、日常生活に変わりはない。南北国境地域以外は、いたって平和にやっている。
こうした中、16日、イスラエル最南端エイラットに国際空港が開港した。*実際に観光客が降り立つのは、来年3月の予定。
エイラットは、紅海に面し、スノーケリングなどもできるリゾート地である。しかし、エイラットに行くには、小さな空港があるにはあるが、一般的には、長時間バスに乗るしかなく、観光客も伸び悩みであった。
国際空港ができたことで、特に、ヨーロッパなど近場からリゾートに来る旅行者を期待できるようになる。すでにドイツ系のルフトハンザが、乗り入れを決めている。
空港は、イスラエル発の宇宙飛行士としてスペースシャトルに乗り込み、帰還時の事故で死亡したイラン・ラモンさんと、その息子で、父親の死亡6年後に戦闘機事故で死亡したアサフさんの名前から、イランとアサフ・ラモン空港と名付けられた。