エイラット国際空港開港 2018.7.19

イスラエルでは南北国境が緊張しているが、戦争が始まるまでは、日常生活に変わりはない。南北国境地域以外は、いたって平和にやっている。

こうした中、16日、イスラエル最南端エイラットに国際空港が開港した。*実際に観光客が降り立つのは、来年3月の予定。

エイラットは、紅海に面し、スノーケリングなどもできるリゾート地である。しかし、エイラットに行くには、小さな空港があるにはあるが、一般的には、長時間バスに乗るしかなく、観光客も伸び悩みであった。

国際空港ができたことで、特に、ヨーロッパなど近場からリゾートに来る旅行者を期待できるようになる。すでにドイツ系のルフトハンザが、乗り入れを決めている。

空港は、イスラエル発の宇宙飛行士としてスペースシャトルに乗り込み、帰還時の事故で死亡したイラン・ラモンさんと、その息子で、父親の死亡6年後に戦闘機事故で死亡したアサフさんの名前から、イランとアサフ・ラモン空港と名付けられた。

www.jpost.com/Israel-News/First-flight-lands-at-Ramon-Airport-as-Eilat-seeks-to-grab-more-tourists-562683

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。