イスラエルでは、検査数が増えていることもあるが、昨日より感染者が178人増えて、833人となった。死者は、1人。
重症者は15人、中等度が19人。病院で治療を受けているのは、274人。軽症だがホテルに収容されている人は84人。自宅待機が233人。検査結果待ちは255人。回復した人は36人。
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イスラエルでは気温が上がるにつれて、政府の外出禁止令にもかかわらず、10分以内とする規制を超えて外出する人が増え始めている。保健省は、規制をさらに強化する必要を論じ始めている。
また、医療従事者で新型コロナが陽性となり、自宅隔離となった人が42人増えた。これで自主隔離している医療スタッフは3030人(医師814人、看護師893人)となった。これは、これから患者数がますます増える中深刻な事態。
日本と同様、病院でもマスクや消毒液が不足している上、病院での労働が過酷になっている。医療スタッフたちは、政府が十分な保護物資を提供していないと訴えている。
www.timesofisrael.com/number-of-sick-medical-staff-rises-to-42-with-over-3000-quarantined/
世界の新型コロナ感染拡大は、イタリア、スペイン、イラン他、アメリカでも深刻になりつつあるが、今、インドやアフリカ諸国など、医療資源がほとんどないところにまで広がりはじめており、今後、感染が地球上に、急速に拡大することが懸念されている。
<諸国からイスラエル人救出>
世界諸国が、民間機の運営を続々と停止しているのを受けて、カッツ外相は、イスラエル人は、ただちになんとか帰国するようにと呼びかけている。
20日、ペルーにいたイスラエル人(兵役後の若者)1100人を乗せたエルアル航空機4機のうち一機が、イスラエルのベングリオン空港に到着した。あと3機がこれにつづくが、飛行機が満席で乗れなかった23人はまだ現地にいるとう。
ブラジルにいたイスラエル人300人も今、イスラエルへ向かっている。この他、モルドバにいたイスラエル人学生380人も特別機で帰国した。
インドでは、ほとんど新型コロナの検査が行われていないため実態は不明。しかし、不衛生であることと、医療資源も限られている中、人口は14億人近くいるので、爆発的な感染になる可能性が懸念されている。
イスラエルは、21日、エルアル機2機をインドに派遣し、計550人のイスラエル人を帰国させることになっている。(飛行機代無料)
<石のひとりごと>
黙示録には、死という名をもつ青い馬が地上の4分の1を殺す権威を与えられたと書かれているが、疫病はまさに見えないところで、馬が走っているようでもある。私たちが1日も早く、学ぶべきことを学び(おそらくは神の前でのへりくだり)、主が、1日も早く、この馬を鎮めてくださるようにと祈る。