アメリカはハマスに殺されたアメリカ人が、少なくとも11人に上っているとの認識を明らかにしている。バイデン大統領は、イスラエルを支援するため、すでに人質救出の専門家などのチームをイスラエルに派遣したと言っていた。
加えて9日、ホワイトハウスは、イスラエルに在庫として置いている軍事物資を見直し、この度のハマスとの戦闘に必要と思われる物資の支援を開始したと発表した。しかし、アメリカがイスラエルに地上軍を派遣することはないとは明言している。
アメリカ国防省は、ハマスの背後でイランがある程度は関係していると認識していると表明している。
ウクライナでもイランが、ロシアに武器支援をしていることが問題になっており、今後、ウクライナとイスラエルへの軍事支援とという問題に、アメリカ議会は直面していくことになりそうである。
バイデン大統領は、「長く続く反ユダヤ主義によるユダヤ人への暴力に加えて、今のイスラエルへの攻撃に、痛みを個人的にも共有するアメリカ人は少なくない。」と語った。また、イスラエルとパレスチナが争うと、世界で反ユダヤ主義暴力が発生する確率が高くなるが、アメリカも例外でないとして、国内のユダヤ関係施設の警備を強化していると語った。
ホワイトハウスは、イスラエルの旗を掲げて、建物を青と白に点灯し、友好国であるとともに、イスラエルとともに立っていることを表明している。