ハマスの驚くべき戦闘能力や最新の武器をみれば、背後にイランが関わっていることは間違いない。イラン自身もハマスに武器や経済支援をしてきたことは認めるところである。
今、大きく懸念されることは、イランが今後、どこまで関わってくるのかと言う点である。それによっては、戦闘が中東から世界にまで拡大する可能性がある。しかし、今のところはまだ、先行きは見通せない。
11日、イランのライシ大統領が、サウジアラビアのモハンマド・ビンサルマン皇太子に電話をかけた。両首脳は、パレスチナ問題について話し合ったとこと。
イランはシーア派で、サウジアラビアはスンニ派で対立する関係にあるので、この電話は異例である。
ビンサルマン皇太子は、サウジアラビアが、パレスチナ人の側に立っているを強調している。
バイデン大統領は先のホワイトハウスでのメッセージで、第三勢力、いわばイランには手を出すなという、強いメッセージを出している。また、今日、ブリンケン国務長官が、イスラエルに到着したところである。