イスラエルの中で混乱と分裂が進む中、23日夜からラマダンが始まった。
警戒体制がとられる中、最初の金曜日となる24日、エルサレムでは、10万人ともみられるイスラム教の巡礼者たちが、アルアクサモスクで、祈りを捧げた。大きな問題もなく、平和に1日が過ぎた。
イスラエルは、パレスチナ自治区からもエルサレムに巡礼にくる人を受け入れているが、年齢制限や、治安上問題と記された人物やその関係者は入れないため、パレスチナ人たちの顔には落胆もある。
しかし、今にはじまったことではないためか、粛々とイスラエルの治安部隊に従って、とりあえずの例祭を祝おうとしているようである。