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ガザで45人死亡火災:IDFハガリ報道官の説明
26日、イスラエル軍が、ラファで、イスラエル国内でのテロを計画していたハマス幹部2人がいるところへの空爆を行った際、付近で大火事となり、避難民45人が死亡する大惨事となった。
現場は、イスラエルが、人道地域としているアル・マワシ地域に近かったことから、世界は、イスラエルは市民を含めて殺そうとしている。やはり、ジェノサイドだと、一斉にイスラエルを非難した。
イスラエル軍は、この惨事を予想外であり、意図しなかったものであるとして、調査を進めていると反論。これまでにわかったこととして、ハガリ報道官が、世界に発信した。
1)イスラエルが攻撃したのは避難民が周囲にいない地域
イスラエル軍のハガリ報道官によると、現場はアル・マワシから1.5キロ以上もラファ内部であり、攻撃の危険性があるから避難するようにと呼びかけていた地域であった。
ラファでは100万人近く(70〜80%)が避難したが、40万人ほどが残留している。
ハマスは、イスラエルが攻撃したのは、その人々のシェルター付近だったと主張している。
しかし、イスラエルが攻撃したのは、そこから180メートル離れた地域であり、その間には、類焼するものが何もない砂漠地帯である。ハマスとは異なった主張である。
ハガリ報道官は、この時のイスラエル軍の攻撃は、ハマスがミーティングをしているとの諜報機関の正確な情報に基づき、焦点のあたった最小限の攻撃であったと主張。
攻撃の前後で撮影していた付近の様子を上空から撮影したものを公開した。確かに、周囲に避難民はおらず、2つの建物だけが破壊されている。
2)イスラエル軍が使った爆弾は最小限の爆弾で大火災を誘発するほどのものではない
また、ハガリ報道官は、イスラエル軍が使用した爆弾が、戦闘機が使用する中では最小限の爆弾(17キロ爆発物)のものであり、これほどの火災の引き金になりえないものだと強調した。
ハガリ報道官は、まだ調査中とはしながら、ハマスの武器庫が炎上した可能性があると言っている。10月7日、ハマスは、今回イスラエル軍が攻撃した建物からわずか43メートル地点から、ロケット弾を発射していたのである。
また、ラファの攻撃の際に、諜報部が傍受したガザの人々の会話の中で、ハマス幹部がいたところに、武器や金があったことなどが話されている。
石のひとりごと
ハガリ報道官も言っているが、真実はなんであれ、45人もの子供を含む民間人が死亡したことの重大性は変わらない。それが、たとえハマスの武器庫への炎上であっても、世界がイスラエルへの非難をやめることはないだろう。ただ、真実はなんなのか、イスラエルは発信するしかない。